商工会議所連合会経営指導員実務能力(経営診断・指導)研修
2009年04月02日

① 研修事項の主眼点ーーーー最寄り品の代表的な業種であるスーパーマーケットの診断実務演習を通して、その業態化の推進のあり方、販売戦略や商品化計画などにおける今後の方向を把握し、併せて近代的な経営システムに脱却していく方法と、企業経営の再構築を促進させるための具体的な企業診断のノウハウを習得する。また同時に新しい消費経済の変革に伴い、これに対応する研究の一事例として、新規業態店舗の出店課題を取り上げ、将来的な中小企業の発展と事業拡大の方法を体験的に習得する。
② 研修企業ーーーー研修に提供した各種データは、実際の診断事例をある程度忠実に引用して作成してあるが、当該企業の秘匿事項に関連して、その名称、立地条件や営業活動内容及び財務情報の一部など、若干の修正と補訂を行って演習課題を作成している。しかし、この事例は実際の企業診断に極めて近い臨場感を持たせた事例となっている筈である。
③ 研修の推進ーーーー研修の推進については、実務能力の向上を前提とするために、班別に研究グループを作って推進させ、特に「経営者に提言するコンサルティング」「管理者能力向上のためのカウンセリング」「現場監督者に対する実務能力向上のためのコーティング」などの診断技法については、「ロールプレイング」の検討技法を採用して実施する。また研修参加の中小企業診断士は、中小企業の診断特性を十分に認識して実務的な技法を積極的に習得するように心がける。
④ 研修主体の確認ーーーー中小企業診断士実務能力更新の研究推進主体は、そこに参画した受講生が主体となって実施される。受講者はこの目的を達成させるために、相互に協力して研究を行う意識を持つと同時に、各種の課題について積極的な討論参加を行う努力と義務を有し、そのなかで自己に適応した診断実務の増幅を図ることを前提としている。したがって以下の事例に取り組む前に、上記の共通認識を持って、自主的な研究課題推進に当たられることを再確認して欲しい。
[実務研修の作業内容]
1.診断企業の概要を把握する。
2.現在のスーパーマーケットの経営状態をチェックする。
3.新規出店計画の内容をチェックし改善点を提言する。
① 新規出店計画の妥当性を検討し問題点を把握する。
② 新規出店計画の経営方向を明示し、経営理念や方針などへの提言を行う。
③ 出店計画の中で、販売目標や商品対策、損益予測や返済計画、従業員対策や設備対策で不備な事項があれば、そ の修正点を明示して経営者に対応方法を提言する。
4.上記の結果を班別に発表し、相互に実務研修の成果の内容を確認する。
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商工会議所連合会経営指導員実務能力(経営診断・指導)研修(サマリー)PDF (198KB)
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Posted by akira at 11:42│Comments(0)
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